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エミネムがおじいちゃんに!娘への愛がたっぷり詰まった楽曲のMVで発表

ラッパーのエミネムの子どもであるヘイリー・ジェイドが妊娠。エミネムが楽曲「Temporary」のミュージックビデオで明かした。(フロントロウ編集部) エミネムがおじいちゃんになることを「Temporary」のMVで発表  グラミー賞だけでなく、映画『8マイル』の主題歌でアカデミー賞も受賞したことがあるエミネムの子どもとして有名な、ヘイリー・ジェイド・スコットは、5月に2016年から交際を続けてきた、ミシガン州立大学に通っていた頃に出会った恋人エヴァン・マクリントックと結婚。  ミシガン州バトルクリークにて行なわれた結婚式にはエミネムも参加し、新婦と父親が親子として最後に踊る「ラストダンス」を披露。  そして今回、ヘイリーが第1子を妊娠し、エミネムがおじいちゃんになることが発表された。エミネムは7月にリリースした4年半ぶりとなる自身12枚目のアルバム『The Death of Slim Shady (Coup De Grâce)』に収録されている楽曲「Temporary」のミュージックビデオを公開。  スカイラー・グレイをフィーチャリングした「Temporary」は、自分が死んだ後にヘイリーへ贈る言葉が歌詞として綴られており、ヘイリーは聞く度に泣いてしまうという。  そんな「Temporary」のミュージックビデオでは、ヘイリーの幼少期から結婚式までの秘蔵映像が使われており、後半にヘイリーがエミネムに1枚のTシャツを渡す。そのTシャツには「Grandpa(おじいちゃん)」とデザインされており、ヘイリーはその際エコー写真も一緒に渡しており、エミネムはエコー写真を片手に驚きの表情を見せ、おじいちゃんになることをミュージックビデオで明かした。  これまで公の場では滅多に一緒にいる姿が見られなかったものの、ヘイリーへの愛がたっぷりと詰まったMVを作ったエミネム。ちなみに、エミネムの弟子とも言える50セントは、「Temporary」のMVの一部を自身のインスタグラムにアップし、「ベイビーはもうベイビーではない。おめでとう、ヘイリー。エミネム、俺らもkかなり年をとったな。やれやれ(笑)」とコメントをつけ、ヘイリーの妊娠を祝った。
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飲食店のドタキャン対策、近年は「損失補償サービス」が充実。ぐるなびも提供開始!

飲食店にとって書き入れ時となる年末年始。今年は、新型コロナの新規感染者数が低い水準で推移していることから客足回復に期待している店舗も多いが、引き続き問題視されているのが予約客が来店しない“無断キャンセル”だ。 飲食店の無断キャンセルは逮捕者も出るなど、近年、社会問題化。コロナ禍で打撃を受けている飲食店にさらに追い打ちをかけることになりかねない。こうしたなか、グルメサイトを運営するぐるなびが「無断キャンセル保険」の提供を11月からスタートさせた。 ぐるなびが飲食店の無断キャンセル対策を開始 無断キャンセルが発生した際に、泣き寝入りするしかない飲食店も少なくないが、ぐるなびが11月1日から提供を始めた「無断キャンセル保険」は、こうした被害を補償してくれる保険。ネット予約を無断キャンセルされ、キャンセル料を回収できない時の損失を補償してくれる。利用には、ぐるなびのベーシックプランに加入し、キャンセル規定を設定する必要がある。 ノーショー対策には、キャンセル料の回収代行や事前決済サービスも 無断キャンセル被害に備えたサービスを展開しているのは、ぐるなびだけではない。保証事業などを行うGardia(ガルディア)では、ノーショーなどのリスクを保証する「Gardiaリスク保証サービス」を事業者に対し提供。大手グルメサイトを運営する食べログやfavyなども導入している。 食べログの「ネット予約無断キャンセル保証」は、食べログのネット予約サービスを利用している店舗が対象のサービス。食べログネット予約で、1組10人以上の無断キャンセルが発生した時に1人につき3000円を上限に補償をしてくれる。一方、favyも、プレミアムプランにキャンセル料の100%を保証する「ノーショー保証」を組み込んでいる。 また、近年では、飲食店の代わりにキャンセル料を回収してくれるサービスも登場。「ノーキャンドットコム」は、弁護士がキャンセル料の回収を行うサービスで、これまで2000万円以上のキャンセル料を回収している。着手金は無料で、成果に応じて費用が発生する形だ。 ここまで紹介したサービスは、無断キャンセルが起きた後の損失を軽減させるものだが、そもそも無断キャンセルが発生しないよう、事前決済サービスを導入するのも一つの手だ。例えば、飲食店予約管理サービス「Yahoo!リザベーションマネージャー」は、PayPayグルメなどと連携し、事前決済にも対応。客側が事前に支払いを済ませられるため、飲食店の無断キャンセル防止に役立ってくれる。 新型コロナウイルスの影響が長引く飲食店にとって、無断キャンセルの発生は死活問題と言える。飲食店は、無断キャンセルへの備えとして、損失補償サービスや回収代行サービス、事前決済などの導入を検討してみてはいかがだろうか。
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飲食店のインバウンド向け「ネット予約サービス」が続々。「食べログ」はキャンセル料請求にも対応

日本政府観光局(JNTO)統計によると、2024年5月の訪日外国人旅行者数(推計値)は約304万人。前年同月比約6割増という勢いだ。また、今年3月以来、3か月連続で300万人超えが続いており、飲食業界も訪日客を取り込むべくさまざまな施策を打ち出している。 「食べログ」は多言語版サービスを強化 6月26日、カカクコムは「食べログ」の多言語版でインバウンド向けネット予約サービス「インバウンド予約」の本格展開を発表した。「インバウンド予約」では、食べログに掲載されている店舗の詳細な情報、写真、クチコミなどが英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語に自動翻訳され、利用者は空席カレンダーから簡単に予約できる(2024年7月現在「コース予約」のみ可能)。 また、総合決済サービスを手がけるDGFTと協業しているのも注目すべき点だろう。これまで、飲食店としては訪日客を取り込みたい一方、キャンセルに関する課題によりネット予約には消極的にならざるを得ない側面があった。 そこで、「インバウンド予約」はDGFTの決済ソリューションを活用。予約時のクレジットカード情報登録を必須とし、店舗のキャンセルポリシーに抵触した場合はキャンセル料金の請求を可能にした。飲食店の収益性と効率化の向上につながるサービスになると期待される。 各社がインバウンド予約サービスを拡充 「食べログ」のほかにも、各社がインバウンド予約サービスを提供している。代表的なものは次のとおり。 ■TableCheck(テーブルチェック) 世界中の飲食店と消費者を繋ぐ予約ポータルサイト「TableCheck」は、18言語対応、インバウンド集客力の高いメディアなどとの機能連携が特長だ。Googleマップ上で予約できる「Googleで予約」や、インスタグラム/フェイスブック上で予約ができる「席を予約する」機能、トリップアドバイザー、アメリカンエキスプレス、ミシュランガイドなどと連携している。また、予約時には利用者のクレジットカード情報を取得するため、ドタキャンや無断キャンセルが発生してもキャンセル料を請求できる。 ■OMAKASE(オマカセ) GMO OMAKASE株式会社が開発・運営する、人気飲食店に特化した予約サービスで、ウェブ上で日本語版と英語版の切り替えが可能。独自の審査基準に基づき厳選した店舗のみを掲載し、ミシュランガイドを展開する日本ミシュランタイヤ株式会社とウェブサービス・グルメ領域においてオフィシャルパートナー契約を結んでいる。飲食店はウェブ上での予約受付や既存の予約の管理、キャンセル発生時の顧客へのキャンセル情報の発信が可能だ。 ■SAVOR JAPAN(セイバージャパン) グルメメディア「ヒトサラ」の多言語版。英語・韓国語・簡体字(中国、シンガポール、マレーシア)・繁体字(台湾、香港、マカオ)に対応している。電話予約サポートがあり、3者間通話もできる。 SAVOR JAPANに掲載すると、メディア連携先である「tsunagu Japan(訪日メディアのひとつで、台湾・香港からのアクセス多数)」「Japan Travel by...
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飲食店も把握しておきたい訪日外客数の状況。2024年8月は同月過去最高に

日本政府観光局(JNTO)は9月18日、2024年8月推計値の訪日外客数を発表した。これまで7か月連続で同月過去最高を更新しており、飲食店にはインバウンドを意識した取り組みがさらに必要になりそうだ。今回は、訪日外客数の状況と、地域別訪日旅行市場の概況について紹介する。 2024年8月の訪日外客数は293万3,000人で同月過去最高 JNTOが発表した2024年8月推計値の訪日外客数は293万3,000人。2023年8月は215万7,190人で、前年同月⽐では36.0%の増加、2019年8月は252万134人で16.4%の増加となった。同月の過去最高を記録したのはこれで7か月連続だ。 台風7号が8月16・17日に関東に接近したこともあり、各航空会社で欠航が相次いだものの、学校休暇などによる訪日需要は増加。多くの国に対して円安傾向も続いており、特に東アジアでは中国、東南アジアではシンガポールとインド、欧米豪・中東地域ではアメリカが前年同月と比べて増加している。 訪日外客数の多い国・地域を見てみると、トップが中国の74.5万人で、韓国が61.2万人、台湾が56.4万人と続く。中国は2019年8月には100万人を超えていたため、コロナ禍以前と比べると大きく回復したとはいえないが、2023年8月の36.4万人からは104.8%の増加と大幅な伸び率となっている。韓国は2019年8月は30.8万人、2023年8月は56.9万人となっており、コロナ禍以降に大きく伸びたといえるだろう。 各国・地域別訪日旅行市場の概況 では、各国・地域別に、8月の訪日旅行市場がどのようになっていたかを見ていきたい。 ■中国 最も訪日客数が多かった中国は、日本への団体旅行商品の販売禁止措置である水際規制が緩和され、北京〜成田間、青島〜関西間や地方路線が増便となったことで、日本への直行便数が前年同月を上回った。また、博多港、長崎港、那覇港などにクルーズ船の寄港があったことも影響している。 ■韓国 韓国は、地方路線の増便が目立った。仁川~岡山間、仁川~旭川間、釜山~福岡間の増便などがあり、日本への直行便数は前年同月を上回った。 ■台湾 台湾は、台中~中部間、台中~成田間などのチャーター便が運航されたほか、台北桃園~関西間、台北桃園~那覇間、高雄~成田間の増便などがあり、こちらも日本への直行便数は前年同月を上回った。また、那覇港、博多港などにクルーズ船も寄港した。 ■香港 香港は、中国、韓国、台湾に続き、訪日外客数は4位。香港〜成田間の増便があったほか、香港~徳島間、香港~仙台間などでチャーター便が運航。8月の過去最高の訪日外客数を記録した。 ■タイ タイは、中国の査証免除措置によって中国への人気が高まったが、バンコク〜中部間の増便などもあり、日本への直行便数と訪日外客数ともに、前年同月を上回った。 ■シンガポール シンガポールは、シンガポール〜成田間の増便や、航空関連の各種プロモーションなどの影響で、日本への直行便数は前年同月を上回った。訪日外客数も8月としては過去最高を記録した。 ■オーストラリア...
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カップルYouTuber、『復縁して5年経ったから』破局の理由を告白。「復縁したのすごいまである」

カップルYouTuberのチャップルわたくんは9月10日、YouTubeを更新。『復縁して5年経ったから、正直に全て話します』と題した動画を公開し、反響を呼んでいます。 同チャンネルは「わたる」さんと「まゆか」さんの復縁5年目カップルチャンネル。今回はInstagramで募集した「復縁質問」に答えていくそうです。早速、2つ目で「なんで1度別れた?」かという核心をつく質問が。服装に口を出してくる、バカにしてくるなどさまざまあったようですが、一言で言うと、わたるさんが「めっちゃ嫌なやつやった」そうです。そこから、復縁して5年続いているのはすごいですね。 動画後半には「復縁後に別れ話したことある?」という質問に回答。まゆかさんは「3回くらいあった」と答えています。1回目はわたるさんの隠し事、2回目はわたるさんの倦怠期、3回目はまゆかさんの倦怠期が原因で別れ話になったそうです。しかし「復縁してから話し合えるし、喧嘩もできるし、お互い言えるようになったから何回も別れずに済んでるよね」と、それでも別れなかった理由を、まゆかさんは説明しました。最初の破局が、お互いの距離を縮めたようです。 ほかにも、2人は「別れてた時に恋人いた?」や「復縁してよかったこと」などの質問についてトーク。気になった人は、全編チェックしてみてください。 ファンからは「今からは想像つかんぐらいやばいwww」「復縁したのすごいまである」「復縁してからお互いのこともっと好きになってそう」「もう日常が夫婦漫才みたい笑」などのコメントが寄せられました。 『NGなし』の質問コーナーも!7月21日には『NGなしでみんなからの質問に全力で答えてみた』と題した動画を公開していた同チャンネル。「出会った時のエピソード」や「倦怠期の乗り越え方」などの質問に答えています。今回の動画とあわせて、必見です。
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「あいの里」ゆうこりん&たあ坊カップル、破局を報告 出会いから2年「ただただ情けない」

【モデルプレス=2024/10/01】Netflixの恋愛リアリティー番組「あいの里」に出演し、カップル成立となったヨガインストラクターの“ゆうこりん”ことYUKOと実業家の“たあ坊”こと藤田貴大がそれぞれのInstagramにて破局を報告した。 ◆「あいの里」ゆうこりん&たあ坊が破局 2人は、それぞれ2ショットを添えて破局を報告。ゆうこりんは「番組という特殊な出会い方をしましたが、たあ坊からもたくさんの愛情をいただきました。きっと彼でなければいろんなことが乗り越えられなかったと思います」と2人での思い出を振り返るとともに「結果はお別れとなりましたが何も後悔していません。お付き合いしていた約2年間。やるだけの事はやった!それでダメだったんだからしょうがない。というのが素直な気持ちです」と率直な思いをつづった。 また、たあ坊も「あいの里で出会って丸2年、月の半分しか一緒に居れず生活リズムも正反対な僕に対して、ゆうこりんは文句一つ言わず全力でサポートしてくれ、本当に幸せな時間でした」と回想し「そんな中で環境が一変し、弱さと未熟さのせいで次のステップへの覚悟ができなかった自分がただただ情けないの一言に尽きます」と苦しい思いを吐露。「ゆうこりんには本当に感謝しています。これからも、ゆうこりんの応援を宜しくお願い致します」と伝えている。 同番組は35歳から60歳の男女8人が人生最後の恋を求め、ラブヴィレッジにある古民家で自給自足の共同生活を送る恋愛バラエティで、2023年に配信を開始。番組内ではたあ坊がゆうこりんに告白し、カップル成立となっていた。(modelpress編集部)
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船頭が舵を空振りし落水、操舵不能で転覆し2人死亡…保津川下り転覆事故で運輸安全委が調査報告書

 京都府亀岡市の保津川(桂川)で昨年3月、29人が乗った川下り船が転覆して船頭2人が死亡した事故で、運輸安全委員会は26日、船頭が水面上で 舵かじ を空振りして川に転落し、 操舵そうだ 不能になったことが原因とする調査報告書を公表した。  事故は昨年3月28日午前11時頃に発生。船頭4人と乗客25人が乗った遊覧船が岩場に乗り上げて転覆し、当時40歳と51歳の船頭2人が溺死し、乗客19人が負傷した。  報告書は、船尾にいた船頭(38)が舵を空振りして落水し、舵の持ち手部分が水につかって船が制御不能になったと指摘。事故の前に舵を船体に固定する部材を変えたことも空振りに影響した可能性があるとした。船頭の足場には落水防止用の設備がなかったほか、死亡した船頭の1人は救命胴衣を着用していなかった。
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酷暑の避難所 体も気分も重く

 防災や災害医療の専門家でつくる「避難所・避難生活学会」が7月下旬、酷暑の避難所での寝泊まりを想定した訓練を、大阪府八尾市の小学校で実施した。真夏に災害が起きた場合、エアコンのない避難所ではどんな問題が生じるのか。訓練に参加し、自治体職員や研究者らと熱帯夜を乗り切る工夫や必要な対策について考えた。(松田俊輔)  「ドンドンドン」。午前3時、小学校の体育館で、トイレに起きた人の足音と床の振動で目が覚めた。厚さ8ミリのアルミマットを敷いていたが、かかととお尻が痛み、寝返りを打つと、床に置かれたランタンの光が目に入ってきた。結局、朝まで浅い眠りと目覚めを繰り返してしまい、十分に眠ることができなかった。  25度以上の熱帯夜。近くで雑魚寝していた大阪府災害対策課の大井祥之さんも「一睡もできなかった」と疲れた表情を見せた。  夏場を中心に豪雨災害が多いことから、暑い避難所での過ごし方を考えようと、避難所・避難生活学会が7月27~28日、初めて訓練を企画した。  27日正午に集まり、エアコンの利いた涼しい教室で熱中症の症状や対処法を学んだ後、寝泊まりをする体育館に移動した。教室を出ると、蒸し風呂のような熱気が体を包み、体育館に着く頃には体も気分も重くなっていた。夕食は午後6時から。災害備蓄用のアルファ米に水を注いで食べたが、暑さで体力を奪われたせいか、空腹を満たしても力はわいてこなかった。  猛暑日となった八尾市の最高気温は35・4度。日が暮れても汗が止まらない。厳しい環境だったが、食後のシャワーは、低温に調節して体を冷やすことができたので、気分転換になった。  熱中症予防 暑さ指数確認   ◇風通し重要  夏の避難所で注意しなければいけないのは熱中症だ。2018年の西日本豪雨では、体育館に避難した人が熱中症と診断され、救急搬送されたケースもあった。  避難所でも熱中症予防の指標となる「暑さ指数(WBGT)」の確認が重要となる。湿度と日射、気温の三つのデータから算出される指数で、28を超えると熱中症患者が増えるとされる。日本生気象学会のガイドラインでは、28以上31未満を「厳重警戒」、31以上を「危険」として、注意を呼びかけている。  訓練中に体育館内を中心に10か所で観測した一般社団法人計測健康啓発協会の望月計代表理事によると、日中で厳重警戒レベルの29~30前後、午前0時でも27を超えていた。  体育館では風通しをよくするため、一晩中5か所の扉を開放し、大型扇風機約5台で風を送り続けた。望月さんは「こうした対策がなければ熱中症の症状を訴える人が出ていたかもしれない」と指摘。今回は扇風機が使えない停電時を想定した訓練も検討されたが、初の企画で危険性も考慮すべきだとして見送られた。   ◇しのぐ対策  西日本豪雨で被災した岡山・広島県内では、発生から数日以上たってから避難所のエアコンを設置する工事を始めた地域もあった。設置されるまで暑さをしのぐ対策が必要となる。  今回の訓練では使わなかったが、エアコンを付けた自家用車や、携帯用の小型扇風機が有効だと感じた。参加者からは、▽段ボールベッドの上にござを敷いて寝ると、通気性が増し涼しく感じた▽扇風機を計画的に配置して風の通り道を作れば快適に過ごせる――などの意見が出た。  より暑さが厳しい状況や、扇風機が使えない停電時など訓練以上の事態も考えておく必要がある。  避難所・避難生活学会の水谷嘉浩常任理事は「避難所の暑さ対策は避けては通れない問題だ。学会として有効な対処法を示せるよう訓練を重ねたい」と話した。
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8年超前倒しで中国にパンダ返還、維持費で財務逼迫 フィンランド

【ヘルシンキAFP=時事】フィンランドは中国から貸与されているジャイアントパンダ2頭を予定より8年以上早く、年内に返還する。パンダを飼育している動物園の財務問題が原因だという。(写真はジャイアントパンダ〈資料写真〉)  2018年にフィンランドへやって来たパンダのジン・バオバオ(フィンランド語でルミ、「雪」の意)とフア・バオ(フィンランド語でピュリ、「吹雪」の意)の貸与期間は15年の予定だった。しかし、アフタリ動物園の園長は25日、AFPに対し「われわれの経済状況では、これ以上パンダを飼育することはできない」と述べた。  「パンダ舎の費用は850万ユーロ(約13億7000万円)、パンダの維持費は年間150万ユーロ(約2億4000万円)」だという。  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による来園者数の減少や、ロシアによるウクライナ侵攻後の金利上昇とインフレが、動物園の財務に打撃となったという。【翻訳編集AFPBBNews】
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携帯電話使用と脳腫瘍リスクに関連性見つからず=WHOなど報告

[ロンドン 3日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は3日、携帯電話の使用と脳腫瘍発症リスクの増加との間に関連性はないとの新たな調査結果を公表した。無線技術の使用が大幅に増加しているにもかかわらず、脳腫瘍の発生率はそれに比例する形では増えてはいないことが示された。この傾向は、長時間電話を利用する人や10年以上にわたって携帯電話を使っている人にも当てはまった。 この調査はWHOが主導したもので、最終分析は1994年から2022年までの63件の研究を対象に、オーストラリアの放射線対策当局など10カ国の11人によって検証された。 共著者であるニュージーランドのオークランド大学のマーク・エルウッド教授(がん疫学)は、携帯電話のほか、テレビやベビーモニター、レーダーに使われている高周波の影響を検証した」とした上で、「主要な研究課題のいずれもリスクの増加を示さなかった」と指摘した。 今回の評価では、成人と小児の脳腫瘍のほか、下垂体と唾液腺のがん、白血病について、携帯電話の使用や基地局、送信機、職業被ばくに関連するリスクを調査した。他の種類のがんについては別途報告される。