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藤波朱理「さらに強く」と意欲 レスリング五輪代表が報告会

パリ五輪で1大会最多8個の金メダルを獲得したレスリング日本代表が27日、東京都内で報告会に臨み、中学時代からの連勝を137に伸ばして頂点に立った女子53キロ級の藤波朱理は「さらに強くなって、また頑張りたい」と2連覇へ意気込んだ。 最重量で日本女子初の五輪女王に輝いた76キロ級の鏡優翔は「応援ありがとうございました」と感謝。57キロ級の桜井つぐみは「夢だった舞台で優勝することができて本当に楽しかった」と喜びをにじませた。 男子グレコで日本勢40年ぶりの制覇を果たした60キロ級の文田健一郎は「念願だった金メダルを獲得できて最高だった」と笑顔で話した。(共同)
スポーツ

フィギュア坂本、五輪へつなげる シーズン本格化前に選手が会見

 フィギュアスケートのシーズン本格化を前に日本の男女有力選手が30日、東京都内で記者会見し、女子で世界選手権3連覇中の坂本花織(シスメックス)は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のプレシーズンであることを踏まえ「ジャンプの構成を変えて選択肢を増やし(五輪に)つながるようなシーズンにしたい」と抱負を語った。  男子で昨季の世界選手権2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は、世界王者のイリア・マリニン(米国)打倒に挑む。練習で成功している4回転ルッツをフリーに組み込むことに意欲を示し「これだけ本気なんだというところを見せたい」と闘志を燃やした。(共同)
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マイペースなサッカー選手?遠藤保仁選手のことを知ってみよう!

サッカーに少しでも興味のある日本人なら遠藤保仁選手を知らない人はいないはずですが、詳しい情報までは知らない人も多いですよね。今回は知っているようで知らない有名サッカー選手、遠藤保仁についての情報をご紹介します! 遠藤保仁選手の基本情報 1980年1月28日生まれ、出身地は鹿児島県。三兄弟の末っ子として生まれ、鹿児島実業高等学校へ進学。高校選手権では二年生の時に優秀選手に選ばれ、U-18にも抜擢されました。 卒業後は横浜Fへ。1999年には京都パープルサンガへ移籍し、2001年ガンバ大阪へ移籍。 サッカー日本代表としても活躍し、アジアカップ出場回数が通算最多となり、150試合出場を達成した。ポジションはMF、利き足は右。自他共に認めるガチャピン似で、ポンキッキーズへの出演経験有り。名前の保仁(やすひと)から生まれた愛称は「ヤットさん」です。 遠藤保仁選手のすごいところ ・運動量が豊富で攻守での貢献度が高い・的確に状況を判断し、パスの位置やタイミングがいい。・ボールキープ力があり、性格なパスを出すゲームメーカー。特に短距離のパスは日本屈指の技術と言われています。・回転系の強力なシュートが得意で、精度の高いミドルシュートを持っている。・テクニックタイプの選手で、敵味方共にコントロールすることに長けている。・速球を緩めた「コロコロPK」を蹴ることがあり、成功率が高い。つまりは、ボールを扱う技術が高く、運動量のある選手でパスは正確。さらにPKとフリーキックの名手でもあり、クラブにとっても代表にとっても必要不可欠な選手として重宝されているわけです。 歴代監督や選手からの評価 オシム前監督は「ドイツに行ったメンバーの中で誰を残すべきだったか」と記者から問われ、開口一番に遠藤保仁選手の名前をあげました。 ジーコ前監督は「遠藤はキーマンだ」と賞賛し、トルシエ前監督も「日本のトレンドだ」と高く評価しました。ファーガソン監督は「南米代表のキトには遠藤と同様のクオリティを持つ選手はいない」と絶賛。内田篤人選手も遠藤保仁選手について「味方だと心強いけれど、相手にまわすと一番嫌だ」と発言しています。 アギーレ監督はホンジュラス戦で遠藤保仁選手を起用。長谷部誠選手、本田圭祐選手と共に遠藤保仁選手にキャプテンを指名し、「若手の手本となる」と期待を寄せました。 マイペースなヤットさん 試合前は大きな声を出して気分を高揚させたり、チームメイトを盛り上げるようなことはしない遠藤選手。では何をしているかというと、直前まで冗談を言ってワイワイしているそうです。そんなマイペースさにザッケローニ前監督が怒ったこともあるのだとか…。ガンバ大阪ではアップするギリギリまで大音量で音楽をかけるそうで、遠藤選手はそれを日本代表でもやろうと試みました。が、ザッケローニ前監督から「国を背負っているんだぞ」と怒られたそうです。他にもマイペースぶりが発揮されているストーリーはたくさんあり、チームメイトや親友の中村俊輔も呆れるほどなのだとか。「情熱大陸」に出演した際には全国に入浴シーンをお届けしてしまう緩さ。愛されキャラですね。 でも単にマイペースなだけじゃない! マイペースで面倒くさがりなイメージが強い遠藤選手ですが、数あるマイメース発言の中には奥深いものもあります。許さの極地とされる発言として、「究極のサッカー=ダッシュしない」というようなものがありました。「ダッシュしない」という言葉をそのまま受け取ると怠惰な印象になりますが、これの発言に隠された真意は「究極のサッカー=効率よく動いて相手より有利な位置にあり続けることが重要」ということなのだそう。マイペースで緩い雰囲気の裏には、情熱が隠れているんですね。 サッカー界を牽引する選手として頑張ってほしい! 30代半ばとなった遠藤保仁選手。ガンバ大阪でキャプテンを務め、日本代表でもキャプテンマークをつけることも。豊富な経験を生かしてこれからもチームに貢献していってもらいたいですね!
スポーツ

ジョン・シナ、WWEからの引退を表明 ― 近年は俳優として大活躍

ジョン・シナが6日、20年間リングに立ち続けたプロレスから来年引退することを明らかにした。 シナは、トロントのスタジアムでWWEファンに向け、複数の日程で引退ツアーを行い、壮大なラストファイトを行うことを約束。今後も、自分のキャリアをスタートさせたプロレスに関わり続けるとファンに断言した。 イベント後の記者会見でシナは、肉体的には「もう限界」だと感じているが、だからといって大好きなスポーツから距離を置く必要はないと語った。 シナは16度のWWE世界王座獲得者で、2000年代初頭には金色のチェーンと後ろ向きの帽子で身を固めたラッパースタイルでリングに登場し、ファンの人気を集めた。 また、俳優としても活躍しており、映画『ブロッカーズ』や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』では主役を演じ、『ワイルド・スピード』シリーズにも出演。最近では、映画『ARGYLLE/アーガイル』や、大ヒット作『バービー』に出演した。
スポーツ

C・ロナウド「おそらくアル・ナスルで引退するだろう」…ポルトガル代表での将来についても言及

 アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身の今後について言及した。27日、イギリスメディア『BBC』がポルトガルのテレビ局『ナウ』でのコメントを伝えている。  現在39歳のC・ロナウドは、母国ポルトガルのスポルティングでプロデビュー。これまでマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスとメガクラブを渡り歩いてきた。キャリアを通じて通算5度のチャンピオンズリーグ制覇を経験するなど、数多くのタイトルを獲得。 “世界一”の選手に贈られるバロンドールも5回受賞しており、現代サッカー界を代表するプレーヤーとして歴史に名を残している。2022年12月にはアル・ナスルへと加入。昨季はリーグ戦で35ゴールを挙げ、サウジ・プロフェッショナルリーグの1シーズンにおける最多得点記録を更新しながら得点王に輝いた。  今夏にドイツで開催されたEURO2024にも出場し、今もなお第一線で活躍を続けるC・ロナウド。大ベテランの域に達しながらサウジアラビアで得点を量産する同選手については、キャリアをスタートさせたスポルティングへの将来的な復帰が噂されている。  そんななか、『ナウ』のインタビューに応じたC・ロナウドが自身の今後について言及。「近いうちに引退するのか、2、3年で引退するのかはわからない」と述べつつ、「でも、おそらくここアル・ナスルで引退するだろう」と自らの見解を示した。また、アル・ナスルでの日々についてもコメント。「このクラブで幸せだし、この国でも良い気分だ。サウジアラビアでプレーできて満足だし、これからも続けていきたい」と口にした。  また、ポルトガル代表での将来についても発言。EURO2024でのパフォーマンスに対して一部メディアなどから批判を受けるなか、「代表を去るときは事前に誰かに告げるつもりはない。それは僕にとって非常に自発的な決断になるだろうが、同時に非常によく考えた決断でもあるだろう」と引き際を語っている。  一方で、「今、僕が望んでいるのは、これからの試合で代表チームを助けられるようになることだ」と主張。「ネーションズリーグも控えているし、ぜひプレーしたい」と決意を燃やした。
犯罪

高齢者を「洗脳」 2000万円以上だまし取られた80代姉妹が恐れた人物 介護職員による『経済的虐待』10年間で被害者600人超に 被害防ぐポイントは「成年後見制度」

大阪市鶴見区にあった介護施設「りはびりぷらすDayService」。 この施設の元代表・西影由貴(ゆうき)容疑者(38歳)が、利用者だった80代の姉妹の自宅をだまし取った詐欺の疑いで、7月17日に再逮捕されました。 ■何不自由なく暮らしていた姉妹の生活が一変 姉妹は2人暮らしで、預貯金は2000万円以上、持ち家もあり、お金には不自由のない老後を過ごしていました。 しかし、施設に通いだして2年たった、2021年。西影容疑者が姉妹にこう話を持ちかけ、生活は一変したのです。 【西影由貴容疑者】「妹さんはお金を使いすぎるから、僕が管理してあげる」 生活費を管理してもらうためと、西影容疑者を信じ切ってしまった姉妹。言われるがまま、キャッシュカードや通帳を渡してしまい、2000万円を引き出されてしまいました。 そして…。 【記者リポート】「姉妹が暮らしていた家は取り壊され、現在はこのように更地となっています」 西影容疑者は、姉妹の住む家を600万円で買い取る契約を交わしたが金は払わず、だまし取った疑いももたれています。 家は不動産会社に800万円で売却。そして、姉妹を自らが住むマンションに引っ越しさせました。 マンションにはクーラーなく、電気やガスが止まることもしばしば。食パン1枚を2人で分け合うほどの困窮ぶり。なぜこのような事態になってしまったのでしょうか。 ■西影容疑者が行った“洗脳”の実態 不審に思ったマンションの関係者が、西影容疑者を問いただした時の音声が残っています。 【西影由貴容疑者】「(姉から)『お金の管理を手伝ってくれ』とか、いろいろお話をしてくださっていた中で、金銭管理に関しては『やったらだめですよ』と。そこに関しては僕の気持ちだけで動いて、お願いの部分で断り切れなかった部分が正直あったかもしれない。不正をしているなり、何なりという部分は、僕の中で一切やっているつもりは全くない」 その場に立ち会ったという男性は次のように話しました。 【立ち会った男性】「普通の大人でもね、あいつの口にかかったらだまされますわ。もう本当に(口が)達者」 「結局、『自分らがいなかったら本当に生活していかれへんで』っていうくらいまで、精神的にやっぱり、そういうことも言っていたんじゃないかなって思いますよね」 さらに、西影容疑者の暴挙はこれだけにとどまりません。 ■姉妹を連れ去り“養子縁組”して支配...
犯罪

女児に性加害した元保育士「3歳なら記憶に残らないからWin-Win」おぞましい認知の歪みとは

子どもと向き合ったときに 小児性犯罪者が見ている景色 「認知の歪み」をひと言で言えば、「嗜癖行動を継続するための、本人にとって都合のいい認知の枠組み」ということができます。「自分を正当化するための都合のいい言い訳=自己正当化理論」とイメージしてもらえたら理解しやすいかもしれません。  小児性犯罪者の現実の捉え方には大きな思考の偏りがあります。「僕とこの子(被害者)は、純愛で結ばれているからセックスをするのは当たり前だ」というのも一例です。  また性加害をした際、恐怖のあまり体が硬直してしまった子どもを前に「この子は緊張して、目を潤ませて喜んでくれている」などと、通常では到底考えられない認知の枠組みを彼らは内包しているのです。  この認知の歪みにはいくつかバリエーションがあります。 (1)被害者への責任転嫁「大人とセックスしたがる子どももいる」「子どものほうから誘惑してきたから、自分はそれに応じただけ」「暗い夜道をひとりで歩いているのは、触ってほしいサインなんだ」。  そもそも性的な知識や経験のない子どもが大人を誘うというのは無理筋です。また加害者は自分の行為を棚に上げて、「被害にあったのは被害者が悪い」と意図的に相手の落ち度にします。加害行為の後に自分から金銭を手渡しておきながら、「彼らもビジネスだった」などと自己を正当化して責任逃れをするのも、このバリエーションです。  また、これは小児性犯罪者だけでなく痴漢や盗撮、レイプなどその他の性加害でも見受けられるものです。「短いスカートをはいていたから盗撮されても仕方ない」「夜道をひとりで歩いてたから、ちょっとぐらい触ってもいいだろう」などというものです。  加害者の頭の中では、それらが「性加害をしていい理由」に変換され、正当化されてしまうのです。 (2)無知の利用「口止めさえしておけば、素直な子はいたずらをし続けても秘密にしてくれる」「小学校低学年なら何をされているかわからないからいまのうちに触っておこう」「何をされているかわかっていない、その表情が無性にかわいいんだ」。  グルーミングの末、性的な接触をされても「何をされているかわからない」という子どもの知識や経験のなさを逆手に取るものです。  過去に私が担当した3歳の女児に加害行為をした元保育士の男性は、逮捕された後、警察署での面会で「3歳だと記憶に残らないじゃないですか。それってWin-Winですよね」と口にしました。
犯罪

高齢者による強姦が30年で7倍に…性犯罪の知られざる真実

「30年前に比べて強姦7倍、強制わいせつ19倍」の衝撃 ――40年以上、大家の娘に付きまとって最終的に電マ持って女性宅に突入した事件ですね……。高齢者の犯罪が増えていると耳にしますが、性犯罪も同様でしょうか? 諸岡氏:「犯罪白書」(法務省・2015年版)によると高齢者の犯罪は30年前に比べ、強姦が7倍、強制わいせつは19倍になっています。高齢者の事件はキリがないので逆に一本だけにしようと思い、“チャンピオン”を選んだらこの事件になりました。この事件の加害者は認知症で、犯行内容自体も強烈ですが加害者の当時56歳の息子を思うとちょっと他人事に思えなかったんです。息子は離れたところで家族を持って仕事しているのですが、親と縁が切れているわけではない。帰省や連絡もしていたのに、父親の犯行や病状に気付かなかった。似たような境遇の家庭はいまたくさんあるだろうなと思います。 ――周囲の人がなかなか気づけないという意味では、Twitter・LINEなどから発展する事件もやはり多いですね。 諸岡氏:小さい子供を抱えたバツイチの女のところに男が入り込んで、児童虐待で殺害といった事件は出会いのきっかけがほぼネットですね。一人で寂しいシングルマザーが出会い系やSNSで出会い、言葉では甘い言葉を言ってくれる男に夢中になって、一緒に住んでみたら子供が邪魔とか言って虐待する……といった事件です。児童虐待の裏にネットありって感じです。 9割の性犯罪はこれで防げる ――レイプなど、性犯罪というとやはりほとんどは若い女性が被害者になりますが、女性が性犯罪に巻き込まれないために、どういったことが大切でしょうか。 諸岡氏:基本的なことですが、「夜遅くに一人で出歩かない」「玄関ドアや窓を必ず施錠」「カーテンの色を赤系やピンク系にしない」ことですね。この3点を注意するだけで9割の凶悪な性犯罪は防げると感じます。性犯罪者にはほぼ同じ特徴・行動パターンがあって、無職で住所不定の男が昼間に自転車に乗って襲うアパートとかを下見したりするんですよ。狙いつけた女性の自宅に入るか、夜遅くに1人で出歩いている女性を襲うか、だいたいどっちか。だからベランダに男物のトランクス干したり、玄関先に男物の革靴を一足置くと、ベテランのレイプ魔はすぐ危険を察知して逃げるので効果的。でも女性は『週刊実話』とか読まないので…(笑)、それこそ25年間、何度も同じようなパターンで悲惨な事件が起き続けています。ウンザリするほど。 ――被害に遭っても水面下に隠れて立件できない被害もやはり多いんですね。 諸岡氏:レイプ被害に遭った人で警察に届けるのは、今年発表されたばかりの内閣府による「男女間における暴力に関する調査」では5.1%という統計もあります。犯人が捕まり立件されて処罰されるのは、100件に1件くらいでしょう。盗撮も罪としては軽くて盗撮映像販売サイトでは、女性がどこの誰か簡単に特定できるようなモノが平気で売られている。「すべてのモデルは18歳以上で、承諾を受けています」なんてウソですよ。ところが、盗撮魔は3回目まではフリーパスで、4回目になってからようやく正式裁判になる。それまでは罰金刑です。 ――盗撮したものを自分で編集したりして楽しんでいた警官が、最後は女子高生をレイプしてしまう事件もあったんですね。ストーカーに関しては警察の対応などどう思われますか。 諸岡氏:ストーカー規制法ができるまでは警察もほぼ無視状態でしたが、近年は法改正も重ねられストーカー殺人だけは絶対起させるなということで、警察も死に物狂いです。それほど未だにストーカー事件が多いということも逆に言えるんですが……。 ――加害者になることが多い男性ですが、性犯罪者の傾向のようなものはありますか。 諸岡氏:いま性犯罪者を捕まえてみると、その裏に必ずと言っていいほど子離れできない母親がいます。“男は仕事、女は家庭”みたいに母子密着だった時代の子離れが全然できていない母親ですね。そういう母親が情状証人として、「この子に寛大な判決を。私が監督します」とか言って、息子がやってきたことを棚に上げ、自分にとってすごくいい子であるということを訴えるケースが非常に多い。息子を自立させない・自立させられないような母親がいるから、息子が自分で女を見つけることもできなくて、変な性癖を持ち始めてこんなことになっているんだろうと。息子を性犯罪者にしたくなかったらもう早い時期に子離れすることを考えた方がいいだろうなと思います。――今後もこうした性犯罪の事件を追っていくつもりでしょうか。 諸岡氏:取材記者として事件が起きるとその関係者をあたり、真相に迫ろうとしますが、本当のところは当事者にしかわからないことも多いと痛感します。男と女の事件は特にそうです。だからこそ、“生々しいドキュメンタリー”の裏側、全然わからなかったものを知った時のやりがいはあるし、25年近くそれに取り憑かれてしまったような感じ。全く報道されず社会から隠れた奇妙な事件がたくさん存在するということに気づき、そうした事件を発掘する仕事にのめり込んできたので、これからも需要のある限りは続けていきたいですね。 <取材・文/伊藤綾>
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飲食店のドタキャン対策、近年は「損失補償サービス」が充実。ぐるなびも提供開始!

飲食店にとって書き入れ時となる年末年始。今年は、新型コロナの新規感染者数が低い水準で推移していることから客足回復に期待している店舗も多いが、引き続き問題視されているのが予約客が来店しない“無断キャンセル”だ。 飲食店の無断キャンセルは逮捕者も出るなど、近年、社会問題化。コロナ禍で打撃を受けている飲食店にさらに追い打ちをかけることになりかねない。こうしたなか、グルメサイトを運営するぐるなびが「無断キャンセル保険」の提供を11月からスタートさせた。 ぐるなびが飲食店の無断キャンセル対策を開始 無断キャンセルが発生した際に、泣き寝入りするしかない飲食店も少なくないが、ぐるなびが11月1日から提供を始めた「無断キャンセル保険」は、こうした被害を補償してくれる保険。ネット予約を無断キャンセルされ、キャンセル料を回収できない時の損失を補償してくれる。利用には、ぐるなびのベーシックプランに加入し、キャンセル規定を設定する必要がある。 ノーショー対策には、キャンセル料の回収代行や事前決済サービスも 無断キャンセル被害に備えたサービスを展開しているのは、ぐるなびだけではない。保証事業などを行うGardia(ガルディア)では、ノーショーなどのリスクを保証する「Gardiaリスク保証サービス」を事業者に対し提供。大手グルメサイトを運営する食べログやfavyなども導入している。 食べログの「ネット予約無断キャンセル保証」は、食べログのネット予約サービスを利用している店舗が対象のサービス。食べログネット予約で、1組10人以上の無断キャンセルが発生した時に1人につき3000円を上限に補償をしてくれる。一方、favyも、プレミアムプランにキャンセル料の100%を保証する「ノーショー保証」を組み込んでいる。 また、近年では、飲食店の代わりにキャンセル料を回収してくれるサービスも登場。「ノーキャンドットコム」は、弁護士がキャンセル料の回収を行うサービスで、これまで2000万円以上のキャンセル料を回収している。着手金は無料で、成果に応じて費用が発生する形だ。 ここまで紹介したサービスは、無断キャンセルが起きた後の損失を軽減させるものだが、そもそも無断キャンセルが発生しないよう、事前決済サービスを導入するのも一つの手だ。例えば、飲食店予約管理サービス「Yahoo!リザベーションマネージャー」は、PayPayグルメなどと連携し、事前決済にも対応。客側が事前に支払いを済ませられるため、飲食店の無断キャンセル防止に役立ってくれる。 新型コロナウイルスの影響が長引く飲食店にとって、無断キャンセルの発生は死活問題と言える。飲食店は、無断キャンセルへの備えとして、損失補償サービスや回収代行サービス、事前決済などの導入を検討してみてはいかがだろうか。
ライフスタイル 人生 食べ物

飲食店のインバウンド向け「ネット予約サービス」が続々。「食べログ」はキャンセル料請求にも対応

日本政府観光局(JNTO)統計によると、2024年5月の訪日外国人旅行者数(推計値)は約304万人。前年同月比約6割増という勢いだ。また、今年3月以来、3か月連続で300万人超えが続いており、飲食業界も訪日客を取り込むべくさまざまな施策を打ち出している。 「食べログ」は多言語版サービスを強化 6月26日、カカクコムは「食べログ」の多言語版でインバウンド向けネット予約サービス「インバウンド予約」の本格展開を発表した。「インバウンド予約」では、食べログに掲載されている店舗の詳細な情報、写真、クチコミなどが英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語に自動翻訳され、利用者は空席カレンダーから簡単に予約できる(2024年7月現在「コース予約」のみ可能)。 また、総合決済サービスを手がけるDGFTと協業しているのも注目すべき点だろう。これまで、飲食店としては訪日客を取り込みたい一方、キャンセルに関する課題によりネット予約には消極的にならざるを得ない側面があった。 そこで、「インバウンド予約」はDGFTの決済ソリューションを活用。予約時のクレジットカード情報登録を必須とし、店舗のキャンセルポリシーに抵触した場合はキャンセル料金の請求を可能にした。飲食店の収益性と効率化の向上につながるサービスになると期待される。 各社がインバウンド予約サービスを拡充 「食べログ」のほかにも、各社がインバウンド予約サービスを提供している。代表的なものは次のとおり。 ■TableCheck(テーブルチェック) 世界中の飲食店と消費者を繋ぐ予約ポータルサイト「TableCheck」は、18言語対応、インバウンド集客力の高いメディアなどとの機能連携が特長だ。Googleマップ上で予約できる「Googleで予約」や、インスタグラム/フェイスブック上で予約ができる「席を予約する」機能、トリップアドバイザー、アメリカンエキスプレス、ミシュランガイドなどと連携している。また、予約時には利用者のクレジットカード情報を取得するため、ドタキャンや無断キャンセルが発生してもキャンセル料を請求できる。 ■OMAKASE(オマカセ) GMO OMAKASE株式会社が開発・運営する、人気飲食店に特化した予約サービスで、ウェブ上で日本語版と英語版の切り替えが可能。独自の審査基準に基づき厳選した店舗のみを掲載し、ミシュランガイドを展開する日本ミシュランタイヤ株式会社とウェブサービス・グルメ領域においてオフィシャルパートナー契約を結んでいる。飲食店はウェブ上での予約受付や既存の予約の管理、キャンセル発生時の顧客へのキャンセル情報の発信が可能だ。 ■SAVOR JAPAN(セイバージャパン) グルメメディア「ヒトサラ」の多言語版。英語・韓国語・簡体字(中国、シンガポール、マレーシア)・繁体字(台湾、香港、マカオ)に対応している。電話予約サポートがあり、3者間通話もできる。 SAVOR JAPANに掲載すると、メディア連携先である「tsunagu Japan(訪日メディアのひとつで、台湾・香港からのアクセス多数)」「Japan Travel by...