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岩田剛典さんが自宅アートを公開!アートと暮らす楽しみ方を語る

ファッションのように直感でアートを選んで買ったっていい。旅先でアートを買えば、素敵な思い出になる――EXILE、三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー、俳優として幅広く活動している岩田剛典さん。実際にアート作品を購入して楽しんでいる彼の言葉は、アートをこれから初めて買う人にもヒントがいっぱい。岩田さんのコレクションの一部をここに初公開!

ファッションのように身近にアートを楽しむ

パフォーマーから俳優業までさまざまなフィールドで活躍し、近年では趣味で始めた油絵の作品を発表するなど、その多彩な表現活動に注目が集まる岩田剛典さん。幼少期からアートに親しみ、絵を描くことも好きだったという。

「もともと絵を飾るような家で育ったのもあり、物心ついたときから自分にとってアートは身近な存在でした。小学校低学年の頃、家族旅行でNYのMoMAへ行ったこともよく覚えています。幼かったので、何かに感化されたというわけではないんですが、広い美術館で過ごした時間を退屈だと思わなかった。すべてが新しくて楽しかったという記憶があります」

そんな岩田さんが数年前、引っ越しをきっかけに手に入れたというのが、南アフリカ出身のイギリス人写真家、サム・ハスキンスの作品。写真集の表紙にもなった、ハットをかぶった女性が写るモノクロ写真など全部で3点購入。黒枠の額に入れて飾っているという。

「ダイニングの壁が空いていたので、飾るものがないかずっと探していたんです。そうしたら、たまたま自分が描いた絵の額縁を買うために寄った神保町の〈小宮山書店〉で作品と出合って。モノトーンで統一した部屋のインテリアと合うものがいいなと思っていたので、これならイメージにぴったりだなと。3枚並べて飾ろうと、余白のバランスも考えて、その場で額装までしてもらいました」

美術館で見るアート、自宅に買うアートの違い

自身も絵画作品を手がける岩田さんにとって、見て楽しむアートと、買う決め手になるアートとの間に違いはあるのだろうか。

「それらはまったく別モノですね。見て楽しむのであれば、派手なもののほうが好き。バスキアの作品のように色鮮やかなものや、ダリのようなシュールレアリスムの作品も、まねできない個性があって引かれます。一方で、家に飾るものは、毎日眺めていても飽きのこないものがいい。サム・ハスキンスの写真もそうですが、ファッションの一部という感覚で選んでいますね」

「海外に行って、道端で無名の人の絵を買ったりすることもあります。旅先でアートを買うと、旅の思い出にもなる。LAに行ったときも、庭でガレージセールをしているような一軒家の家具屋さんで、小さな絵を手に入れました。レジの奥にかかっていたものを頼み込んで買わせてもらったもので、今も部屋に飾っています」

「アートというと、みんな最初は小学校の教科書で有名な画家の絵を見て学ぶと思うんですけど、まずはそれがアートの正解という先入観を捨てることからかもしれませんね。有名だからとか、高いからいいとかいうことでもなくて、アートこそ、直感でしかない。自分がいいと思えば、それがすべてで、逆にいうと、それを気に入ることが自分だとも思える。そういう趣味嗜好を楽しむものなのかなと。今はSNSでいろんな情報も手に入るし、このキャラクターが好き、というのと同じくらいに気軽に考えていいんじゃないかと思います」

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