エンターテインメント

【シンデレラのガラスの靴とねこ】靴の持ち主を見つけたい王子。しかし猫の妨害に遭って!?/にゃんと!ねこむかしばなし(1)

『にゃんと!ねこむかしばなし』 1回【全15回】

作品の元となったお話の解説も! 神話や名作についても改めておさらいしながら楽しむ、ねこが加わった新たな展開の物語。

言わずと知れた数々の有名な物語にねこを融合させるのは、「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。童話や昔話にねこが加わるだけでひと味違った展開となり、悲劇の結末を迎えるお話ですらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?

誰もが知っている古今東西の昔話やおとぎ話。そこにねこが登場したら…? というもしものエピソードを、ぜひお楽しみください。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『にゃんと!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。◆シンデレラのガラスの靴とねこ

◆シンデレラのガラスの靴とねこ

◆元となったむかしばなし

シンデレラ 継母と義理の姉妹にいじめられて過ごしていたシンデレラ。ある日、王子様のお相手選びも兼ねた舞踏会が開かれることに。しかし、ドレスを持っていないシンデレラは参加することできません。 悲しむシンデレラの元に現れた魔法使いが、夜の12時までという約束で素敵なドレスを用意してくれました。舞踏会で王子様に見初められ時間も忘れて踊るシンデレラ。しかし、12時の鐘の音が聞こえたため、名前も告げずに急いで帰ります。

その時に落としたガラスの靴を頼りに王子様はシンデレラを探しだし、再会した二人は幸せに暮らしたのでした。

◆青ひげとねこ

◆元となったむかしばなし

青ひげ 昔、あるところに大きなお屋敷に住み、青い色のひげをたくわえた醜い男がいました。青ひげと呼ばれているその男はとある姉妹に結婚を申し込みます。青ひげの見た目に加え、過去に結婚した女性がすべて行方不明ということを恐れたものの、青ひげの意外な優しさに触れたことで妹は結婚を決意しました。 ある日、青ひげは出張にでかける際に奥さんに「あの部屋には入ってはいけない」と伝えます。ですが、我慢ができなくなった奥さんがその部屋に入ると、過去に青ひげと結婚した女性の死体が転がっていました。部屋に入ったことがバレた奥さんは青ひげに殺されそうになりますが、機転を利かせて姉に助けを求め、命からがら逃げ出せたのでした。

人魚姫とねこ

◆元となったむかしばなし

昔、あるところに美しい声を持った人魚姫がいました。人間に憧れを抱いていた人魚姫は、溺れていた王子を助け、そのまま恋に落ちます。 しかし、王子は別の女性が自分を助けてくれたと勘違いし、その人と結婚を約束してしまいました。どうしても王子にもう一度会いたい人魚姫は、魔女に人間にして欲しいと頼みます。魔女は交換条件として人魚姫の美しい声を奪いました。さらに魔女は「王子が別の女性と結婚すると海の泡になる」呪いもかけてしまいます。 再び王子に会った人魚姫は真実を話そうとしますが、声が出ないので王子に伝わりません。そしてそのまま王子は別の女性と結婚してしまい、人魚姫は海の泡になって消えていくのでした。

globaltrendznews

About Author

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

You may also like

エンターテインメント スポーツ 人生

【MLB】カブス・鈴木誠也、3年目もプレーオフ行けず「やっぱり面白くない」

レッズ戦の4回、中前打を放つカブス・鈴木=シカゴ(共同) カブス―レッズ(29日、シカゴ)カブスの鈴木は「3番・指名打者」で出場し、4打数1安打だった。内容は三ゴロ、中前打、遊飛、右飛、四球で打率は2割8分3厘。チームは延長十回、0―3で敗れた。 3年目のカブスの鈴木は今年もレギュラーシーズンで戦いを終えた。「3年で一回もプレーオフに行けていないのはやっぱり面白くない」と率直に打ち明けた。 打率は2割8分3厘で昨季と同程度の成績を残し、21本塁打、16盗塁は昨年を上回ったが「僕自身は納得していない」と目標に届かなかった。 終盤は指名打者での起用が続いたことも不満。「守備と走塁は、このままだと終わってしまうのでしっかりレベルアップしないといけない。オフはやることがいっぱいある」と早くも来季を見据えた。(共同)
エンターテインメント ブログ ライフスタイル 人生

DeNA、京急川崎駅近くの新アリーナ開業2年遅れ

ディー・エヌ・エー(DeNA)は1日、京浜急行電鉄と共同で建設を進めている京急川崎駅隣接地の新アリーナの開業が、2年程度遅れると発表した。当初は2028年10月開業を目指すとしていたが、30年10月以降になる。建設業界の人員不足のほか、電気や空調設備などの専門工事業者の確保が難しいためという。 「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」は敷地面積約1万3000平方メートルの複合エンターテインメント施設。アリーナを中心に、ライブ会場やホテル、飲食店などが併設される計画だ。DeNAによると、一部設計の見直しを実施するが、費用を含めて全体の計画への影響は軽微とした。 DeNA傘下の男子プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」の新たなホームアリーナになる予定だった。男子プロバスケットボールBリーグに26年10月から開設される最上位リーグ「B.LEAGUE PREMIER」への参入には、ホームアリーナにも一定の水準が求められる。新アリーナはこの水準を満たしていた。 だが、新アリーナの開業遅れを受け、Bリーグを運営する公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグに対し、28年10月開業を目指して川崎市などが建設を進める「新とどろきアリーナ」をホームアリーナとして申請した。新アリーナが開業でき次第、ホームアリーナを移すという。